デザイン経営セミナー全5回のうちの4回目
「観察からはじまるデザイン 見えないニーズを掘り起こす講座」に参加してきました。
静岡デザインセミナー 経営×デザインの力
キックオフ講演会&パネルディスカッション
第1回 ワークショップ [自社の強みを見つけ、オリジナル商品を作る方法]
第2回 ワークショップ [デンマーク「KAOS PILOT」のクリエイティブリーダーシップを体験]
第3回 ワークショップ[見る側の心理を知り、デザインの基礎を学ぶ講座]
第4回 ワークショップ[観察からはじめるデザイン 見えないニーズを掘り起こす講座]
第5回 実践講座 クリエーターと一緒に考えるオリジナル商品・サービス
静岡デザインセミナー 2018
デザインとは
まずは、「デザインとは何か」という問いにグループでまとめて答えるから始まりました。
デザインとは
- 思いをカタチにする、チカラにかえる
- 日々の生活を豊かに、幸せにするもの
- 人に伝えること
- 受け手と一緒に作っていくもの
- 翻訳すること
など、様々な意見が上がりました。
昔はデザインと言うと見た目を整える意味、飾り立てるものであったが、今はかなり広義なものになり、「領域をつなぐもの」がデザインであるというお話でした。
デザイン思考を体験
デザイン思考とは、デザインに必要な考え方と手法を利用して、ビジネス上の問題を解決する方法とでもいいましょうか。ロジカルではなくクリエイティブな思考で問題を解決していく手法です。
プロセスとしては、
1.観察・共感 >> 2.問題定義 >> 3.アイデア創出 >> 4.プロトタイピング >> 5.検証
をぐるぐる回しながら最終的にクオリティの高いアウトプットを目指します。
今回は、1〜3までを体験しました。
課題は、「のっぽパンをり・デザインする」でした。
のっぽパンは、1978年に発売されるやまたたくまに大人気となった静岡発の菓子パンです。長さ34cmの長いパンにミルククリームをサンド。ちょっぴりユーモラスなキリンのキャラクターと合わせて、静岡県民に大人気のソウルフードです。
参照:のっぽパン 株式会社バンデロール
まずは、観察・共感
2人1組で実際にのっぽパンを食べる姿を観察し、気づいたことをポストイットにメモ
そして、5w1hを念頭にインタビューをし、質問と答えをポストイットにメモ
問題定義
各グループで、ポストイットを集め関連付ける
その中から、問題を定義する。
アイデア創出
定義された問題に対し、ブレインストーミングで解決策をどんどん出していく。
そのあと、プロトタイプを作って、評価、改造という段階を踏んでいくのですが、今回は時間の制約があり、ここまでで模造紙にまとめ発表しました。
普通、4時間ほどかけて行う作業を今回40分という超短時間で体験しました。
かなりの短時間にもかかわらず、様々なアイデアが提案されとても面白かったです。